Born:1934 56年に"I Can't Quit You Baby"でデビューした割には、73年頃に出ていたレコードが、あまりにも少なくて意外でした。後に分かった事ですが、契約していた、デューク・レーベルなどでは、5年間でリリース無しとか(0ではないかも?)、色々と見聞きしましたが、真相はわかりません。いずれにしても、その実力の割には良いアルバムは少ないです。 歌、ギター共に、とにかく抜群に良いです。声のディープさと粘りのあるギターの絡みはたまりません。どこか不満を感じながらも、アルバート・キングと共に、私が一番聴いてしまう人です。アルバムとして、どれと言われると迷いますが、良くないと思うアルバムでも2、3曲はかなり良いのが入っているので・・・・・・、取り合えず、よく聴く順番に。 |
オーティス・ラッシュ
超おすすめ盤です。録音が新しいので馴染みやすいと思います。 Ain't Enough Comin' In |
エイント・イナフ・カミン・イン
AIN'T ENOUGH COMIN' IN
1:DON'T BURN DOWN THE BRIDGE
2:THAT WILL NEVER DO
3:SOMEBODY HAVE MERCY
4:A FOOL FOR YOU
5:HOMEWORK
6:MY JUG AND I
7:SHE'S A GOOD 'UN
8:IT'S MY OWN FAULT
9:AIN'T ENOUGH COMIN' IN
10: IF I HAD ANY SENSE, I'D GO BACK HOME
11:AIN'T THAT GOOD NEWS
12:AS THE YEARS GO PASSING BY
13:IF YOU CAN'T DO NO
94年に出されたものですが、スタジオ録音盤では、17年振りとか聞きました。いずれにしても、うれしい1枚です。声も良いし、ギターも良いです。録音も良く、聴きやすいので、最初にはこれがお薦めです。 |
オーティス・ラッシュ
何曲かプラスされてる有名な「コブラ・セッション」がありました。伝説の名盤中の名盤です。 Otis Rush, 1956-1958: His Cobra Recordings |
ディス・ワンズ・ア・グッド・ウン
THIS ONE'S A GOOD 'UN
A:
1:DOUBLE TROUBLE
2:JUMP SISTER BESSIE
3:SHE'S A GOOD 'UN-(TAKE.A)
4:CHECKING ON MY BABY
5:SIT DOWN BABY
6:LOVE THAT WOMAN
7:KEEP ON LOVING ME BABY-(TAKE.B)
8:KEEP ON LOVING ME BABY-(TAKE.A)
9:MY BABY IS A GOOD 'UN
10:IF YOU WERE MINE
B:
1:I CAN'T QUIT YOU BABY (ALT.TAKE)
2:ALL YOUR LOVE (I MISS LOVING)
3:GROANING THE BLUES (ALT.TAKE)
4:IT TAKES TIME
5:VIOLENT LOVE
6:THREE TIMES A FOOL (ALT.TAKE)
7:MY LOVE WILL NEVER DIE (ALT.TAKE)
8:SHE'S A GOOD 'UN-(TAKE B)
コブラ録音を集めたものですが、ジャケット違いとかが色々出ていて、よくわかりません。曲名をチェックして買った方がいいと思います。 とにかく凄いアルバムで、驚きました(録音は悪いです)。同じ曲の別テイクが、いくつか入っていたりしますが、出来の良いのを数曲聴くだけでも、価値を感じます。 このアルバムもシングルを集めたものらしく、コブラ・レコ-ドでのアルバムは無いようです。 |
オーティス・ラッシュ
(キャピトル:1971年 )
ライト・プレイス・ロング・タイム |
ライト・プレイス・ロング・タイム
RIGHT PLACE, WRONG TIME
A:
1:THREE TIMES A FOOL
2:EASY GO
3:RIGHT PLACE, WRONG TIME
4:TORE UP
5:RAINY NIGHT IN GEORGIA
B:
1:NATURAL BALL
2:I WONDER WHY
3:YOUR TURN TO CRY
4:LONELY MAN
5:TAKE A LOOK BEHIND
このアルバムは、録音(71年)から数年たって、76年になり発売され、かなり話題になったのですが、全てにおいて期待どうりの出来でした。歌もギターも最高の出来と言って良いと思います。 バックは白人ですが、かなりタイトな演奏です。ポール・バターフィールド・バンドのピアノ「マーク・ナフタリン」などです。ウエストコーストで録音され、わずらわしさの無い環境で、1ヶ月で終了したらしく、ラッシュ本人も良い出来だと、気に入っているアルバムです。 アルバムとしては、長いキャリアの中でも、一番良いと思います。本当なら、この頃で5枚くらいの好盤が出ていてもおかしくはないのですが、ラッシュ本人も、あまり積極的に売り込んだりするタイプではないようで、音楽に純粋であることもあり、マネージメント的にはうまくいかなかったようです。 |
オーティス・ラッシュ
(アトランティック:1969年
)
モーニング・イン・ザ・モーニング Mourning in the Morning 国内盤は在庫切れのようです。下の輸入盤はあり。
10数年のキャリアがありながら、自己名義のアルバムはこれが最初と言う事です。 ギターに、フェイムでセッションマンをやっていた、デュアン・オールマンも参加しています。マーク・ナフタリン、ジェリー・ジェモットなど、メンバーの割りには、ラッシュ本人は納得していないようです。 マイク・ブルームフィールドとニック・グレイブナイツのやった事(アレンジ?)が良く無かったとか・・・、でも曲によっては、凄くカッコいいので私は好きなアルバムです。 |
モーニング・イン・ザ・モーニング
MOURNING IN THE MORNING
A:
1:ME
2:WORKING MAN
3:YOU'RE KILLING MY LOVE
4:FEEL SO BAD
5:GAMBLER'S BLUES
6:BABY I LOVE YOU
B:
1:MY OLD LADY
2:MY LOVE WILL NEVER DIE
3:REAP WHAT YOU SOW
4:IT TAKES TIME
5:CAN'T WAIT NO LONGER マイク・ブルームフィールドのプロデュースで、マスルショールズのフェイム・スタジオで録音されたようです。
ファンキーなナンバーをやってますが、当時の時流です。ブルースとファンキー、ファンクは良く合います。フレディー・キングのコテリオン盤と同じベーシスト(ジェリー・ジェモット)ですが、この人のベースは凄いです。 有名なサックスの「キング・カーティス」の周辺の人達は、当時引っ張りだこでしたね。ダニー・ハサウェイ、コーネル・デュプリー、バーナード・パーディーと言った人達です。「ME」「GAMBLER'S BLUES」「MY LOVE WILL NEVER DIE」などは、ひじょうに良いと思います。 |
オーティス・ラッシュ
So Many Roads : Live in Concert
同じ日本ライブ:曲は追加されてますね。 1.INTRODUCTION 2.WILL MY WOMAN BE HOME TONIGHT (BLUE GUITAR) 3.EVERY DAY I HAVE THE BLUES 4.I CAN'T QUIT YOU BABY 5.CROSSCUT SAW 6.LOOKING BACK (TAKE A LOOK BEHIND) 7.CHITLINS CON CARNE 8.I'VE GOT NEWS FOR YOU 9.MEAN OLD WORLD 10.ALL YOUR LOVE (I MISS LOVING) 11.SO MANY ROADS, SO MANY TRAINS 12.GAMBLER'S BLUES 13.THREE TIMES A FOOL
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ブルース・ライブ!
BLUES LIVE !
A:
1:MEAN OLD WORLD
2:ALL YOUR LOVE
3:WILL MY WOMAN BE HOME TONIGHT ?
4:EVERYDAY I HAVE THE BLUES
5:LOOKIN' BACK
B:
1:GAMBLER'S BLUES
2:THREE TIMES A FOOL
3:SO MANY ROADS
4:I CAN'T QUIT YOU BABY
1975年の日本ライブですが、バックを付けた『ジミー・ジョンソン』のバンドと折り合いが悪いとかで、評判はもう一つでした。 でも、ラッシュの声は良いと思え、ギターも途中からは、ラッシュならではのドライブ感があり、結構良いと思います。バックと合わないのは、我慢すれば充分聴けます。 |
オーティス・ラッシュ
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ロスト・イン・ザ・ブルース
LOST IN THE BLUES
1:HOLD THAT TRAIN
2:YOU'VE BEEN AN ANGEL
3:LITTLE RED ROOSTER
4:TROUBLE, TROUBLE
5:PLEASE LOVE ME
6:YOU DON'T HAVE TO GO
7:GOT TO BE SOME CHANGES MADE
8:YOU GOT ME RUNNING
9:I MISS YOU SO
これは、スタジオ録音盤では、1番目に紹介した作品の前作にあたるものと思います。78年当時のものにキーボードを追加したり、音響処理などもされているみたいですが、正確な事はわかりません。音は良いですが、バックバンドの盛り上げに多少の不満があります。
ちなみに、後に処理を加えた時のキー・ボードにはラッキー・ピーターソンが参加してるみたいです。
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エディ・クリアウォーター
FLIMDOOZIE(EDDIE CLEARWATER ) ジャケットは全然異なります。 |
フリムドゥーズィー
FLIMDOOZIE(EDDIE CLEARWATER )
A:
1:ALL ABOUT THE BLUES
2:SUGAR BABY
3:DO THIS TOWN TONIGHT
4:BLACK NIGHT~FALLING DOWN HEAVY
B:
1:FLIMDOOZIE
2:I.R.S. MAN
3:SAIL THE SHIP
4:DON'T TAKE MY BLUES
80年代半ばの『エディ・クリアウォーター』のものですが、ラッシュがゲストで半分ほど参加していたので買いました。当時『しばらくラッシュの、最新の音を聴いていないな』などと思いながら買ったのですが、ギターの音が良かったです。実際、長期間活動を休止していたようで、この頃から再開したようです。 |