アレサ・フランクリン
米ローリングストーン誌が選ぶ「史上最も偉大なシンガー100人」で、トップに選ばれたのがアレサ・フランクリンです。まあ、選ぶ基準とかが難しいと思いますが、選考対象として、活動した時期的には戦後から現代まで位になると思います。ローリングストーン誌では、「ローリングストーン誌の創設者ヤン・ウェナーをはじめ、キース・リチャーズ、B.B.キングなどのアーティスト、レーベル関係者、作家、映画監督など実に180人の投票により選出された偉大なシンガー100人」と言ってます。
ジャンルはだいたい、ロック・ソウル・ブルースあたりになると思いますが、どのような取り決めがあったかは分りません。まあ、そんな中でもトップですから素晴らしい事です。
60年代半ば当時のアトランティックは、サザンソウルを中心とするブラック・ミュージックの最高峰として、多くのヒットシンガーを抱える人気レーベルでした。ジェリー・ウェクスラーと言う社長は、音楽屋と言うよりは商売人で、その時々の流行りを敏感に感じ取り、70年代になると下火になったソウルの歌手は、アレサ以外は残りませんでした。そのアレサもフュージョン系のバックが付くようになり、サザン・ソウルらしさは無くなります。私は60年代後期の録音をよく聴いていますが、70年代は時期により好みがわかれます。(などと以前は書いてましたが、最近はもうどれも良く感じてしまいます)
特に、キング・カーティスのバンドとのフィルモア・ライブは名盤と言われますが、個人的にコーネル・デュプリーのギターが好きな私は、70年代中期も良く聴いてます。
ここに上げたアルバムもどれも素晴しいです。フェイム・スタジオ関係の録音が多いです。(フェイム・スタジオはアラバマ州のマスルショールズと言う街にあるスタジオです。)
ここで紹介してるアルバムのうち5枚がセットになったお徳版もあります。
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